Archive for 10月, 2012

Robust

Robust Garden Design:sim

日々の舎

今日は「日々の舎」の完了検査です!

クライアントへお引渡し前に工事に携わってこられた皆さんに集合して頂きチェックしていきます。

なかでもたいへんお世話になった吉住棟梁!(クライアントに変わってお世話になりました)

丁寧な仕事ぶりは完成したお家をみればわかりますね!(笑)

木のぬくもりが感じられる内部空間は無垢板や腰壁そして珪藻土壁紙と

温かい素材をレイアウトしたシンプルで暮らしやすそうな仕立て!

来週にはクライアントに変わって私たちがお引渡しをさせていただきます!

帰って来られるまでしっかりと監理していきますのでご安心してくださいね。

そして長い間工事に携わって頂いた職方さんやビルダーさんに感謝です(笑:sim)

Robust

Robust Second Model Window Design(sim)

SOLID

SOLIDのプレゼンテーションです!

(今日はAM:PMとプレゼンテーションダブルヘッダーですね:笑)

お二人にお会いしてから約1.5カ月!ホントにお待たせいたしました!

SOLIDらしい力強くそして佇まいが美しいスタイルとなりました。

今回のプロジェクトは様々な要因をふくめ如何に家族間における距離感と利便性を追求するというモノ。

お互いが仕事を持ちながら限られた時間軸をうまく解きほぐしながら

将来を見据えたプランニングに挑戦です。

さらに同居型2世帯住宅というロジックも含めながら採光や通風としてサービス動線など

紐解いていきます。

平面計画はもとより上下関係における配置バランスそして

親子関係に至る家族関係など考慮しながらの構成バランスは

デザインを決める上で重要なファクターでしょう!

軽量鉄骨構造と木軸構造の2種による費用対効果を図るため

概算見積も2種類準備することとなりました。

お時間をいただいた中で出来る限り説明させていただく資料をそろえる!

その中でもコスト資料というのは、

ディスカッションミーティングには欠かせないアイテムでしょう。

やはりプレゼンテーションを通して感じることは

真剣に取り組むお二人に対してこちらも真剣に取り組む姿勢と想いが

とっても大切であり正しい姿だと想います。

今日はお忙しい中ありがとうございます!

これからお二人にとって理想のお住まいが出来るのを心より応援しております!!(sim)

Timelessly

今日は、Timelesslyのプレゼンテーションです!(待たせいたしました)

概ね1.2カ月のお時間を頂き出来る限りの資料をもとに

「自分住まい」を目指すお二人へご提案させていただきました。

中でも今回は建築模型に加え3Dパースを制作し自分目線での視覚的イメージのヒアリングです。

(これは概算見積を依頼する時にも活躍することでしょう!)

プロジェクトを考えれば限られた敷地を有効活用しながら

正方形的平屋のスタイルを如何に構築していくかでしょう。

バタフライスタイルを採用したのはこの場所における青空がとても印象的だったため。

そしてより多くの光りを家全体に取りこむためです。

(しかもハイサイドライトウィンドウに軒をとりつけ窓面の汚れ防止となっています)

こうすることで家中心に日差しが届く仕組みとなるでしょう。

各居住空間に庭空間を隣接することで風通しまたは採光的役目も確保しながら

暮らし的視線の延長と言った広々空間をつくりだし

坪数以上の解放感とワンルーム的ゆったり空間がうまれるのです。

スキップ的フロアの採用や床下収納的空間そして

キッチンを家のコアと考えたホームベース型スタイルも特徴のひとつでしょう。

家事動線の短縮と言ったレイアウトは日常の暮らしをヒアリングして生まれたカタチ。

その中でも重労働である洗濯仕事を軽減するためキッチンのよこに

サービステラスを設け室内干しエリアを確保しました。

そんな様々なプランニング要素を組み立てながらこのTimelesslyは出来上がったのでしょう。

概算予算を把握するためいつも準備させていただくのが

設計仕様書(仕上表)・キッチン提案・バスルーム提案・衛生機器全般をふくめインフラ設備や

素材または基本性能的断熱材の説明など様々な素材を決めながら

概算予算を把握していくのです。

けして坪単価的指標ではなく、積み上げられた金額こそが

お二人が目差す予算指標として頂きたい!と想うからです。

そんなプレゼンテーションはとても有意義で楽しいお時間となりました。

これからお二人で力をあわせながらの理想のお住まいを築いていかれることを心より応援しております。

今日はお忙しい中、ありがとうございました!!(sim)

Circle

Circleの配筋検査を実施しました。

家をささえる基礎部分においてコンクリートという流動素材で覆い尽くすため施工後は見えなくなります。

瑕疵的憂いを残すことなく配筋具合や緊結具合など

設計図に基づき施工されたかどうかを現場にて目視確認していきます。

吉川さんが到着するとすごい豪雨が訪れしばし待機となったみたいですね!

(最近は一雨ごとに寒くなっていきますね:サブッ!)

平屋だけあって相当でかい面積です!!

ベースコンクリートを打ちそして立ち上がりと移行しながら来月中旬の棟上げを目指します。

いまでもこれだけの奥行き感を感じるので立ち上げればそれ以上の存在感でしょう。

工事が始まって引き続き定例会は続いております。

内装におけるデザインを確認しながらお二人のカラーを整えていくんです。

さ~!棟上げに向けて頑張りましょう!!(笑:sim)

平たく考える

さて皆さんモノづくりを人に依頼する時にどのように考えるでしょうか。

暮らしをおさめる家という訳でなく小さい事も含めて考えると以外と簡単な事だと想います。

小さい子に絵を描いてもらいたい時は目線をその子の高さまで下げてお話ししますよね!

背が高い青年には背伸びして合わせるはずです。

老若男女すべての人に共通することでしょう。

大切なのは人の目線という高さ関係ではなく気持ちの立ち位置の考え方です。

日本人古来の礼節と言っていいかしれません。

これは単にお願いする側される側と言う訳ではなくものつくりをとおして発生する事象かもしれません。

もちろん歳の差などによる尊敬の念は必要とされるものの

ものつくりには上下関係は存在しないとおもいます。

ところで建築事務所にはいろんな方々が訪れます。

クライアントをはじめビルダーはもちろんメーカーや商社まで・・・・

不動産やハウスメーカーそれにプロデュース関係にはじまり工務店などなど・・・・

ご年配のご婦人やお若いご夫婦なども・・・・

ありとあらゆる業種をふくめ職業の方々や年齢層の人々が出入りしているのです。

おそらくクライアントが考えている以上にフクザツ怪奇な場所でしょうね。(笑)

いいかえるならば建築事務所の立ち位置というのは何ら束縛も受けずシガラミが無い世界なのです。

(これがあると心がぶれて良いモノができないでしょう)

ただこれが一歩間違えるととんでもない事になって行きます(ブローカーですよね!!)

求めるものはクライアントである委託者への追求でしょうか!

そこで三分法的関係性が問われるでしょう!

クライント=ビルダー=アーキテクトの関係性は建築界にとって鉄則とも言えるカタチなのです。

これが昨今、プロデュースやコーディネート俗にいう設計施工会社により

くずれつつ悲しい現状があるもののクライントには???かも知れませんね。

言える事はこの三者においてお互いの信頼関係が基本になり相互関係を築く必要性が重要なのです。

元に戻りますが委託する側される側においてヒエラルキーは存在せず

お互いを想い礼節を尽くすこと!

人としてお互いを尊び託された事象に取り組みながら平たく考える心構えが

新しくも正当なカタチということなのでしょう!(sim)

西洋美術館

世界遺産申請中の西洋美術館へやってきました!

これは師匠のコルビジェにかわり前川國男・板倉隼三・吉阪隆正らが実施を受け継いだ建築です。

基本的にはコルビジェ作ということでしょうか!

それにしてもこのプロポーションにはうっとりさせられます(笑)

近代建築の息吹と今の時代にはないデザインを彷彿させられますね!

とくにファサードに設けた屋外階段のデザインには力強さと軽快さが感じ取れます。

道を挟んで佇む東京文化会館とは対照的な玉砂利によるデザインモチーフも面白いでしょう!

上品な色彩と素材感はオリジナル力を感じ得ます。

このような時代を引き継ぐ建築には是非とも世界遺産に登録され未来永劫的保全に努めてもらいたいものです。

ゼロからモノをつくりだすには想像できないくらいの時間や努力が必要とされますが

壊したり無くすことは、無情にも簡単・瞬時の事象となります。

誰かがというわけでなく社会全体で守らなくてはならないでしょう。

その意味では今回の建築探訪は残された近代建築に対して

改めて重要で大切な時代証人という立位置にあると考えさせられる結果となったでしょう!

オリジナリティの力とデザインエッセンスの手法などまだまだ勉強することばかりです!

この想いをぜひともRobustにこめて邁進しなければなりません!(終:sim)

SOLID

SOLID建築模型が整ってきました。

思考錯誤の上様々なスタイルを構築いくしていく過程はスリリングなモノ(笑)

このようにいくつかのボリュームを組み合わせることで今までにない奥行き感と

陰影がうまれます。

建築模型完成が楽しみですね(笑)

そしていくつものハードルをこえながら週末のプレゼンテーションへ望みます!!(sim)

日本藝術院会館

日本藝術院会館へとやってきました!

残念ながら閉館日とあって中には入れず中庭の回廊を見ることはできません(泣)

吉田五十八は、日本数寄屋建築を近代建築と融合させた素晴らしい建築家です!!

このファサードにおける水平ラインには、相当うっとりさせられますね(笑)

平屋独特の佇まいと平安建築の雅なデザインが素晴らしいです。

伝統建築を現代技術と融合させながら建築家個人のエッセンスを加味していくことは

非常に難しく周囲の世論から非難されることもあるでしょう。

それを押し通す力を感じますね!!

そういいえば建築家(哲学者):白井晟一も日本建築と西洋建築を融合させた素晴らしい建築を

デザインしています(機会があれば是非行きたいものです)

美しさには一定の美の基準がありますが、人それぞれ千座万別な範囲からぼやけるものですが、

だれもが見て美しさを感じさせられるこの一枚のファサードには求めるモノの全てがあるように感じます(sim)