Archive for 10月 3rd, 2012

陳内の舎

久しぶりに訪れてみました。(正月以来だろうか?)

秋らしい高いお空から気持ちのいい日差しが一線の光を落としています。

経年変化による素材の美しさもほっとする気持ちを与えてくれます。

自然素材をつかう設計において心がけるしつらえは、

やっぱり完成したときより10年目当たりが答えの出るポイントなのでしょうね。

ひごろ見慣れた風景もちょっとした驚きと美しさをみせてくれます。

自然素材はその性質から幾度も姿を変え再生できるスーパー素材!

時代時代を飛び越えいく歳過ぎる無く暮らしを助けてくれます。

当たり前の上説ながらなかなか受け入れるのには勇気も必要でしょう。

採用する側、使う側、それを創る側と三者三様の事情もあるでしょう。

しかし最大のデメリットはその美しさを知らずに生涯が終わる事!

世に言うアーキテクトそれにクライアントまたはパトロンもしかりなのでしょうね。(悲:泣)

ただもし、そうであれば一作にに投じる時間軸は老いも未来も同じなのでしょうね。

追伸;

そんな想いに耽っている合間に

にぎっていただいおにぎりは、最高に美味しいものでした(ごちそうさま!:笑sim)

木漏れ日の舎

いつものことながら設計定例会でクライアントといろんなお話をさせていただきます。

暮らしのこと・家族のことはもちろん

子供のころの懐かしい話や好きなテレビのこと・今話題の出来事など・・・・(笑)

皆さんそれぞれ楽しげにいろんなお話を聞かせてくれます。

基本設計において机上ディスカッションを重ね合わせ様々な姿や暮らしの可能性を突き詰めて行くことは

けして空論ではなく未来へ繋がる第一歩になるでしょう。

そんな暮らしの間取りから立体造形へと移行していく工程は

これまた様々な可能性を秘めているものです。

ある一定の法則を軌条にたまにはアクロバチックなカタチも考えながらも

住み心地やクライアントの求め得るスガタを写し取りながら

空間を切り取っていきます。

この2枚はスタディの過程で生まれたですがなかなかのフォルムです。

さらに磨き上げることで美しく輝き放つことでしょう(sim)