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東京駅

浅草に向かう途中に東京駅へとやってきました。

言わずと知れた辰野金吾・葛西萬司デザインの駅舎です。

ルネサンス事業の一環として取り組んできた修復工事がおわり当時のスガタを取り戻しています。

想像以上に綺麗ですよ!

よく見るとシンメトリー的デザインにも若干の工夫が施されアシンメトリーデザインとなっている感じです。

丁度このときはハイサイドライトから入る日差しでドーム内を明るく包んでいました。

(やっぱりここの視察は午前中がベターでしょう!)

ドームを支える金属製のコリント様式の列柱!

なにやら違和感があるものの耐震補強的デザインなのでしょうか?

そういえば地下には免震構造を取り入れ駅舎保全に努めているとも聞いています。

随所に近代建築的素材と現代建築的素材が融合されたデザインとなっていて

単なる原形復興では、なさそうですね!

ちょっと残念なのは駅舎正面に取り付けられた連絡通路のガラス的歩道でしょうか。

せっかく素敵なファサードデザインを復元したのに素材感が軽るすぎてマッチしておりません。

ただ外に出れば3方向高層ビルにかこまれたポケットパーク的空間を感じるでしょう。

そして唯一開けた先には皇居が見てとられ気持ち良い視界が広がります。

それにしても南北にある2つのドームデザインが若干違うのにはなにか理由があるのでしょうか?

西洋建築的手法とも取られ楽しい視察となりました(sim)

浅草文化観光センター

いつも浅草に来るとドキッとする建築に出会います(笑)

隈研吾デザインの「浅草文化観光センター」です。

何やら興味をそそるスタイルをカモチ出しております!

本人曰くコンセプトは「平屋建築を積み上げた」と説明しているらしいですが

観た感じは五重塔らしからぬスガタを連想できますね。

とくにそれぞれの階層相間に設けた軒先が「もこし」的に見えて連結感をアップしています。

この浅草地域に溶け込むデザインというには余りにもインパクトがあり

違和感バリバリってところですが

潔いディティールにはニヤニヤしてしまうほどです。

鉄&木のコントラストとアイデアには感服しながら中に突入していきましょう。

最上階のテラスには出るとあのスカイツリーをはじめとする建築群が一望できます。

そういえばスタルクデザインのアサヒホールが出来たときにもそんなことを想ったものです(笑)

余談ですがスカイツリー足もとのダイナミック的構造美は必見でしょう(上写真右)

話は戻りテラスに上がり軒先や手摺のディティールは本当に割り切ったモノで

なかなか受け入れがたいものですが力強さを感じます。

とくにエントランスホールの自動ドアエンジン部をむき出しにしているのは驚きです。

一見コストダウン的な匂いもしながらあり得ないカタチに???でしょう(笑)

天井には只今Robustにて検証中の着色木毛セメント板が使用されいい感じです!

さらに地下レストルームにつづく階段室にはプロジェクター投影により文化映像がおとされております。

カルチャービルとして様々な取り組みや展示方法を組み入れ

浅草文化の基地としてランドマークビルとなるでしょう。

(でもどこかで観たカタチですよね:笑)

最近どことなくこのようなポップデザインのスガタをした建築が現れてきております。

冷え切った建築界に一線を投じることは間違いなく力作の一つと言っていいでしょう。

そんな慌ただしい時間と人波をおしのけ

今度は近代建築代表の西洋美術館へ向かうことにしましょう!!(sim)

構造美とテクノロジー

クライアントから一枚の写真が届いた!

(ご出張おつかれさまです!)

そこにはスカイツリーの美しい姿を観る事が出来た。

東京をはなれおおむね20年たつ現況から懐かしさもひとしおである。

世界に誇るテクノロジーは健在している証拠だろう。

かつてレゾノピアノの建築物を美しく実現したのは日本のちからだろう!

編み目のように見える構造部材も凸凹の作用で均一な強度を持っているのがわかるだろう。

そう言えば浅草寺近くに遊びに行った時はキリンタワー(フィリップスタルク作)には驚きながら

ロック座あたりをカッポしながら

日本最初のバー(神谷BAR)で電気ブランなる美味のウイスキーを飲み

心地よい一時を旧友と過ごしたことも懐かしい限りだろう!(笑)

そんな様々な想い出を思い出させてくれたクライアントに本当に感謝した

早朝のメールフォトとなった!

クライアント!ありがとうございました(下田)

PS:しかし!この構図!絶妙にかっこよく撮れてますね!!

妹尾正治

妹尾正治先生

自分に建築の素晴らしさ・やりがい・プライド・慈愛・好奇心・責務・・・

全てを感じさせてくれた恩師。

ここで修行をしながら社会と繋がること10年あまり。

当時の面影は今でも色あせる事無く

日々の暮らしに光を与えてくれる。

恥じないよう努力する事は

今目の前に居るクライアントのため。

建築家はどこに行く者、何処へ向かう者ではなく

ただ

目の前のクライアントの為にあるもである(sim)

妹尾正治HP → http://m-seno.com/

高橋てい一

とても気持ちよい日だ。

そんな日にふらりと訪れる場所がある。

熊本で唯一美しいと思う建築。

高橋てい一率いる第一工房の作品「パークドーム」は雄大な阿蘇をバックに穏やかな丘陵地に位置する。

この季節が年間のうちにいちばん美しい。

新緑豊かな緑と咲き乱れる花々・・・・高く美しい空と雲。

そんなダイナミックでもあり繊細でもあるフォルムは、何時来ても何時まで居ても心豊かに感じる。

けして建築だけでは表現出来ない美しさは、ランドスケープデザインの醍醐味だろう。

細部に至るディテールはさすがに第一工房の技術力を感じる

・・・それと同時に

高橋先生のおおらかで優しくもあり建築にかける熱い情熱と魂を感じ得るばかりである。

大学時代に教わった教訓や使命感はいまでも忘れる事は無いだろう。

クラフトマンシップと社会への役割・・・それに達成感と慈愛。

思えばもう20年以上前の事なのだがここに訪れると昨日のように思い出される。

やはり美しい物には引かれるのは建築家として自然で日常的な事象なのだろう。

・・・それを感じる事がなくなった時、役目は終わる。

明日から始まる毎日が楽しみである(sim)

葉祥栄

週末は、2年ぶりの両親・家族との小旅行となった。

そんな合間に立ち寄った小国ステーション。

おそらく20年ぶりくらいだろう?

細部にわたり朽ちて行く様が見受けられるものの姿から来る力量はそのままである。

事実・・・隣に居合わせた観光客の方々もしきりに上を見上げ感心している。

「構造美」というものに引かれるんだろう。

個人的には、素材の劣化などほとんど気にならない。

表面は、朽ちているものの当時のデザインに対する取り組みは、読み取れ素晴らしく感じた。

あらためて「朽ちないデザイン」の大切さを想った瞬間である。(sim)

フランク・ロイド・ライト

シカゴ視察第二弾!←最後!!

ここは、ライトの家なんですよ!(意外とかわいらしいですよね!)←プレーリースタイル!

ま~スタジオも兼ねてるんですけど・・・。

ロマンチックさもありますよね。(エントランスのフラワーベースがいいね)←んっ?どこかでみませんでしたか?

←そうだ!jこれ!憶えてますか?

神戸のヨドコウ迎賓館のと同じですよね~!やっぱ!好きなんだ!(花)←スタイルですけど!!

オークパークに降り立って歩いたと思いますよ(定かではないですけど・・・笑)

この街はいっぱいライトの作品をみれるんですよ!(いわゆる観光地ってこと!)

そのひとつ「ユニティ教会」←ライト初のRC造!

2個のブロックで構成されてるんです。(日本にも同じような構成の建物があるんです!)

これが完成後にライトは恋の逃避行へ・・・(ヨーロッパ)←マジッすか!

・・・・仲間といろんな建築談義をしながら暑い道を歩いたのを今でも思い出しますね。

(ただ!暑いのとライトが好きってことくらいだけど:笑)

いままで書いてきたアトリエ時代の視察もこれで終わりです。

パリー→ローマ→シカゴ(いずれも楽しかった!勉学になった!)←納得!

書き始めて昔の仲間にも会えたし!あらためて思い直したこともあったりと!(感激)

・・・・ブログやってよかったですね!

みなさんもたまには昔を懐かしむのもいいものですよ!!(sim)

ミース・ファン・デル・ローエ

みえてきました!

ここは、シカゴのレイクショアドライブ。(マジ暑かった!)

ローマ視察に続いて今回はシカゴ視察をレポートしたいと思います←筏くんありがとう!

この海岸線に目的の建築があるんです。

ホテルからあること?分(忘れてしまいました!)

ミースのレイクショアドライブアパートが見えてきました。(奥にはシアーズタワー・当時は高さ世界2位)

近代建築・モダニズムの巨匠の作品です。

あたりをみると案外似た建築物があるんです。

これって工業化デザインのさきがけだった作品を模倣(カスタマイズといったほうがいいかも!)したもの!

「真似されて一流ってこと!」←ココ・シャネルの言葉?だったかな?

←芝生ホントに青々してますね!

中には入れないもののホールまでは、いけました。おなじみの椅子が置いてあった記憶が・・・・!

「無駄な部分を削ぎ落としたデザインが、より豊かなデザインである」

ってこと言ってますがその通りにデザインされた作品は一目瞭然かも!

イリノイ工科大学(IIT)にある「クラウンホール」←校内・広くて探しました!

ガラススキン建築の代表!←かっこいい(スケール感も日本とは違うね!)

ドイツからアメリカに亡命した後にデザインしたんですよ!

中に入ってみた時には自由な間取り(ユニヴァーサルスペースの概念計画)にもとずいた空間にビックリしたものです。

こんな空間ができるストラクチャデザインにもあこがれたものです!

シカゴには巨匠ライトの家もあって今回はそこにも足を延ばして見たいと思います。

いや~!シカゴ視察は今までになく時間もあってゆっくりできたなー!

やっぱ!ゆとりって大切ですよね!

さ~ダウンタウンにいってみよう(sim)

竹山聖

←なんでしょう??

クイズ方式もこれが限界か!(すみません)

みなさん!強羅って場所!知ってますか??

箱根の高級住宅地&温泉郷なんです。これは、「強羅花壇」っていう旅館にデザインされているEVボタン←お洒落〜!

こんなデザインできるってあこがれですよね!

佇まい大好き!

建築家「竹山聖」←OXY乃木坂(懐かしいですよね!笑)

いろんな佇まいがあるけどやっぱし「和」って引かれますよね〜。

いつかは、チャレンジしてみたいデザインエッセンスだと思います!!

ちなみに強羅花壇HP→ http://www.gorakadan.com/ ←行ってみたーい!!(sim)

六本木界隈

久しぶりに旧友(アトリエ時代の同僚と先輩!)と会えました。

以前事務所があった六本木界隈です。

六本木といえば今では、防衛庁後のミッドタウン!←メガ建築ですよね~!

当然、あたりはかなり変貌を遂げていてチンプンカンプン!!!

ミッドタウンのなかも上か下かもわからないまま、うろうろと・・・・・?

奥へと進んでいくうちにありましたね~!

「安藤忠雄」←建築を名前で言うのは、へんですか?

以前とはデザインが少し変ってきているようです。

僕的には、近くにあった「磯崎新」のアトリエにテンションUP!暗いの承知で撮ってしまいました!!

←ブレブレ〜!(暗)

・・・でもお洒落ですよね!!来てよかった!(ここだけは昔のまま!!)

時間がなくて、そんなこんなで見るところも界隈の一角に終わってしまい後はなじみの店に・・・・。

いや~ありました!(マジでびっくり)20年以上ありますよ!(感激)

「芋侍」

←最初はこんな感じだったのが・・・・徐々に・・・

←みんなバカやってますね~!(楽しい)

アトリエに居たころみんなで建築談義に盛り上がったことを思い出しますよね!(マジなつかしい!)

そんな一時もあっという間に深夜!

今日一日は、すっごく思い出になりましたね!(また!行きますのでよろしくです!)

ちなみに、グッドデザインアワードの様子は・・・

←こっちは暑かったー!

ホントにみなさんお疲れさまでした!!(感謝!!sim)

高知尾建築事務所HP→ http://takachiokenntiku.web.fc2.com/

イカダ・デザイン・アトリエHP→ http://idea1997.net/index.html