浅草に向かう途中に東京駅へとやってきました。
言わずと知れた辰野金吾・葛西萬司デザインの駅舎です。
ルネサンス事業の一環として取り組んできた修復工事がおわり当時のスガタを取り戻しています。
想像以上に綺麗ですよ!
よく見るとシンメトリー的デザインにも若干の工夫が施されアシンメトリーデザインとなっている感じです。
丁度このときはハイサイドライトから入る日差しでドーム内を明るく包んでいました。
(やっぱりここの視察は午前中がベターでしょう!)
ドームを支える金属製のコリント様式の列柱!
なにやら違和感があるものの耐震補強的デザインなのでしょうか?
そういえば地下には免震構造を取り入れ駅舎保全に努めているとも聞いています。
随所に近代建築的素材と現代建築的素材が融合されたデザインとなっていて
単なる原形復興では、なさそうですね!
ちょっと残念なのは駅舎正面に取り付けられた連絡通路のガラス的歩道でしょうか。
せっかく素敵なファサードデザインを復元したのに素材感が軽るすぎてマッチしておりません。
ただ外に出れば3方向高層ビルにかこまれたポケットパーク的空間を感じるでしょう。
そして唯一開けた先には皇居が見てとられ気持ち良い視界が広がります。
それにしても南北にある2つのドームデザインが若干違うのにはなにか理由があるのでしょうか?
西洋建築的手法とも取られ楽しい視察となりました(sim)