来週着工を迎える「smart」
今日はそんな現場へとやってきた。
仮設電気も整い水道工事も完了している。
しかしそんな静かな現場も一転するだろう。
都市型2世帯住宅というプロジェクトは、スマートに整った内装や外観がテーマの一つである。
クライアントのみならず
はやく建ちあがるのを見たいものである。(笑:sim)
ずっと暮らせるいい家づくりを追求する、熊本市の注文住宅設計事務所 EIIE(イイイエ)のブログです。
Archive for 11月 26th, 2011
陽だまりの舎の6カ月点を実施した。
ビルダーと共にクライアントからヒアリングをしたり目視にて家全体を点検する。
ちなみにシロアリについては毎年点検を促して頂いている。
最近は使う薬剤もかわり通年点検を実施しているとのこと。
特にきわだってメンテナンスなどなかったものの
やはり木製建具の調整はシビアなモノのようだ。
深く軒を出してはいるが風雨で受ける下端あたりのメンテナンスがやはり気になった。
クライアントも気をつけて手入れをされているとのこと。
やはり自然素材における味わいと佇まいは暮し手にゆだねるところが多いようだ。
ただ、それから受け取れる「豊かさ」は何よりもかけがえのないモノとなっている。
角を丸くした外壁を手でなでながらさすってやると何とも言えない愛着が生まれるものである。
「機会があればそのテーマについて書いてみようと想う」
今日は忙しい中ありがとうごじあました。
にこちゃん・ゆうくんいつも元気でなによりです(笑:お土産ありがとうございました!sim)
カタチを創り上げて行く過程でいろんなスケッチが存在しています。
その中の一つにエスキースという言わば下書き的描写があります。
これは打合せに登場することはありません。
なぜならお見せしても意味不明であったり、その都度捨てていくからです。
ただ、エスキースを眺めているととても想い出深いものが思い出されます。
それは、アトリエで勤めていた時代。
エスキースの素晴らしさに触れたのを今でも思い出します。
そこには単純にカタチをつくり上げる下書きというより
住まう人の暮らしや営みを創り上げるという取り組みが紙面狭しと描かれていたからです。
普段は見ることのない情熱といったところでしょうか。
当時、妹尾さんからエスキースを前にコンセプトを説明され設計に取り組んだり
たまには、ぽつんとデスクに置かれていたこともあります。
意味不明なデッサンなどは先輩に聞いたりゴミ箱などを探しながらヒントを得たものです(笑)
言わば設計図の根幹的な存在でしょう。
エスキースが終わればゾーニングに入り次第にデッサンが整ってきます。
ちなみに写真はゴミ箱に捨てる前に撮ったモノ。
意味不明ですよね(笑)
ここにはプランニング(暮らし)とプロポーション(佇まい)がスケッチされています。
最近はコンピュータの普及で思考の劣化や便利さなどで画一遍なモノがあふれてきています。
しかしながら人間である以上アナログな思考から生み出されるアイデアやカタチは
時代をこえて新しい様式や暮らしを生みだされることと日々感じる毎日です。
やはり好奇心に勝る者はないでしょう(sim)