Archive for 1月 27th, 2012

幸せ思考への想い

最近というか?

こちらに事務所をつくって依頼、良く見聞きすることがある。

なぜか「設計事務所」というカテゴリーが

「住宅メーカー」や「工務店・インテリアショップ」の比較にあげられている事だ。

「建築学」を学んできた自分にとって不可思議な事象である。

そもそも「比べられる」存在ではないのだ。

坪単価やアフターメンテナンス!都合のいいセールストーク!

そんなリップサービスは必要ない。

今の熊本における家づくりを考えると、

クライアントにおける資質は文化圏に比べると低い。

言い換えれば

「知らされていない」と言って良いだろう。

「設計事務所」と言った立場の人と付き合う事に慣れていない。

これは何が要因しているのだろう?

以前はEIIEでデザインしたお住まいをオープンなカタチで見学させていただいていた。

それ尽きるに様々な人々が訪れる。

「坪単価は?」「間取りは?」

退屈な質問攻めにうんざりである。

しかも問いかけられた事に真摯に解答させていただいたあげく

こちらの問いかけについては、「秘密です!」???

こんな礼儀知らずのクライアントには、こちらからNGだろう。

「家づくり」の根幹にはお互いの「信頼」という信念と「人柄」から受け継がれる繋がるがある思う。

熊本において本当に必要な「家づくり」を探求しなくてはならない現状は悲しい事だが

少しでも「クライントの輪」と「本当の家づくり」が広がれば、うれしいことである。

そもそも

「設計事務所」と「住宅メーカー・インテリアショップ・設計施工業者]は、

次元どころかクライアントにとっての「幸せ思考への想い」に対する事象は、

比べ物にならない「対局」にあることを知って欲しい(つづく:sim)

Whity

快晴の中、待望の棟上げとなった。

(おめでとうございます!)

クライアントご夫妻に加えご両親も駆けつけていただいた。

皆さん想像以上のスケールにビックリ!

両側のマンションにも引けを取らないボリュームである。

この住まいのプロジェクトは

市街地に建つアトリエ付き住宅。

スキップフロアを多段に配しながら約4層分のフロア配分となっている。

特にユニークなのがガレージの上層に納戸空間を確保したスタイル。

約14畳程度の大収納-TRUNK-はいろんなモノをしまうことが出来る。

居住区を2階に集約し多段空間における

居間や和室そしてキッチンや子供エリアなど様々な空間が存在する。

屋上テラスに上がるスペースは圧巻だろう。

そんなクライアントの想いがつまったカタチも、もうしばらくで全体像が現れてくる。

今日は棟梁みんなでお昼を頂き

心の繋がった良い日となった!

みなさん!お疲れさまでした!そしておめでとうございます(sim)