Archive for 1月 13th, 2012

時間軸との戦い

ビルダーの役割は設計と同等の必要性と責任を担う。

家づくりにおいて3分法の一端を独立生産性を持ちクライアントの想いを創って行く。

それほどビルダーの資質は重要な存在である。

いわゆる思想的ポリシーが求められるのである。

いつも設計の根幹に好奇心という想いを告げているがビルダーに至ってもそうだと確信している。

「儲からない」

「時間がない!」

などなどクライアントが聞くとガッカリするところだが

この世界、如何に時間をつくるのが勝負と言っていいだろう。

なぜならモノづくりには近道は無いのだ!

一日24時間決まっている時間軸で生きて行くしかない。

これはアーキテクト・ビルダーのみならずクライアントとも同じである。

自営も公務員もサラリーマンもみな同じである。

時間という枠の中で如何に稼ぎ次世代へ繋げて行くか・・・・

そうして時代は伝承へとつながり反映して来たのである。

そんな好奇心豊かなビルダーに恵まれるクライアントは本当に幸せである(つづくsim)

Whity

基礎立ち上がり部分のコンクリート打設に訪れた。

季節がらコンクリート調合に補整を加え今回の打設となった。

近隣密集地における条件のもとご覧の通りクレーン車によるバケット搬入となる。

搬入されたコンクリートにバイブレータをあて内部気泡を取り除いていく。

これはジャンカといって硬化不良を防ぐ作業である。

補修など行わずコンクリート本来の強度を得るためだ。

天端をならし平滑にしながら均等に仕上げて行く。

今回で住宅部分の作業は終わり次はガレージ部分の地中梁工事へと移行していく。

独立基礎と鉄骨を併用したピロティ型ガレージだ。

スキップフロアによるダイナミックなスタイルは使い勝手と巨大収納を得ることができた。

そんなカタチが今月末には棟上げとなり姿を現すだろう。