Archive for 8月 3rd, 2012

日々の舎

日々の舎の現場へとやってきた。

ベース打設を済ませ今度は立ち上がりの打設準備が進む。

鋼製型枠における施工性は非常によく打ちあがりも美しい。

床堀をした部分からサポートを施し

打設圧に備える。

ベースから出ている配管が先日施した先行配管だ。

排水など後々必要な設備だ。(補強工事も確認済だ)

この基礎工事が終わり土台敷きがすめばいよいよ棟上げとなる。

みなさん暑い中ご苦労様です!!(sim)

Area2

Area2の現場へとやってきた。

構造軸組工事が進む中、第三者保証会社による検査を前に緊結作業が施されつつある。

同時に屋根伏せや先行配管などにおける作業も重複している。

きょうは先だって金物チェックと下地打合せなどを現場棟梁と行う。

上棟を終え着々と進む現場はクライアントも毎日楽しみだろう。

しばらくすれば設備や断熱吹き付けと言った作業も進行し

次第に現場は活気づく。(sim)

Life

Lifeセカンドモデルが完成した。

ファーストモデルから若干のデザインスタディを経たフォルムはより端正なモノとなった。

素材感をアレンジした成果として現実感もプラスされリアリティを得ることが出来る。

西側ファサードにおける要素として軒の深い屋根を大胆に用いることで

舎(イエ)というスタイルを形成しながらも西日をカットしするカタチとなる。

同時に西側から東側の庭に抜ける通風(季節風)の取り入れ口と建築全体の温度上昇を防ぐための

ラジエータの役目も果たしている。

家全体をガルバニウムで覆い完全なるコートハウス型多段フロアよるカタチは

独特の空間構成となり上層階は個室群があるだけのシンプルな構成である。

大屋根の下に暮らす日常は家族全体を包み込みながら機能性と情緒感を得られるだろう。

概ねリビングを中心に何らかの繋がりを巡らしつつレイアウトされた各居住群は

全て開放すれば一つとなるゾーニング。

家事動線における配置も朝日と共に動き陽と共に過ごすといった

機能的配置もこのカタチを生み出している要因だろう。

ともあれセカンドモデルにおけるクライアントとの取り組みの成果は

目の前にあるモデルを見ながら素直に感じ取れるモノとなった(sim)