COZYへとやってきた。
ガルバニウムにおける雨樋取り付けを監理するためだ。
イメージ通りシンプルで頑強なカタチはとても美しい。
塩ビタイプとは一味もふた味も違う趣となる。
軒樋や縦樋を変えるだけでも住宅建築における意味合いも大げさではあるものの
同じではないことは確かなようだ!
水平(レベル)ラインを出すことは本当に難しく
薄くて力づよいラインを出すためには欠かせないアイテムだろう。
そういう集合体が結晶して美しいカタチと暮らしがあるのかもしれない(sim)
ずっと暮らせるいい家づくりを追求する、熊本市の注文住宅設計事務所 EIIE(イイイエ)のブログです。
Archive for 6月, 2012
2011年 フランス・ドイツ・ポーランド・スペイン 監督:ロマン・ポランスキー
会場からは終始笑い声が絶えない(笑)
自分も久しぶりに笑えたコメディ映画!
「最悪の一日」を4人のおとなが壮絶な舌戦を繰り重ねバトルを繰り広げる。
俳優陣もご存じのとおりアカデミー女優や監督、名脇役は舞台俳優など
一流のキャストと名演技から時を忘れるほど引き込まれる。
もともとの原因となる出来事をきっかけに
大人社会を皮肉りながらちゃんとメッセージを埋め込むあたりは流石である。
アフリカ紛争からケーキのレシピまでと浅くも幅広く突っ込むあたりは
しょうもないもののフォスターの熱演でこちらまで考えされてしまう感じ!
おそらくこのバトルの原因を知ったら苦笑するに違いないだろう・・・・(笑:sim)
ちなみに舞台はブルックリンだそうだが撮影はパリで行われている。
やはりこれもポランスキー的大人の都合ということだろう!!
Heartsのプレゼンテーションが行われた。
概ね3週間に及ぶ時間をいただき様々な角度からクライアントの求めるスガタをつくりあげて行く。
1.平面詳細図(構造検討図)
2.素材や基本仕様の提示
3.キッチンやサニタリーアイテムの提案
4.建築模型
5.概算見積書
6.資金計画書
以上の検討資料をもとに進めさせて頂くディスカッションはとても有意義なものである。
デザインはもちろん機能性や耐久性など想像の域を現実のカタチや数値・金額といった
現実のモノとしてとらえられるからだ。
1.クロムハーツ的素材や空間をベースに自由な暮らしと佇まいがテーマ。
2.変形敷地を有効活用しながらプライバシーと利便性を追求。
3.バイクガレージ的空間とメインコートに挟まれた居住空間の構築。
4.LDKにおける屋外性とドライコートとのつながり。
5.メイン動線とサブ動線の確保とコンパクトゾーニングによるコストバランス
6.メタル&WOOD&コンクリートという素材の配合バランスと耐久性
7.各個人の個室と家族みんなで使えるドレッシングルーム
8.雨の日でも干せるサンルームエリアと屋外物干し場の確保
9.キッチンを中心に考える家事動線の確保と作業短縮のレイアウト
10.34坪におけるゾーニングを感じさせないための採光や視線の取りこみ方の工夫
そんなクライアントの要望と我々が進める暮らし方を融合して出来たスタイルは
とても気に入って頂いたプレゼンテーションとなった。
もちろん諸問題をすべてクリアしたことには、なっていないものの
プレゼンテーションを通してクライアントも
自分らしい家づくりにおける「新しい指針」を感じたに違いないだろう。
今日は忙しい中、お時間頂きましてありがとうございました。(sim)