Archive for 5月, 2012

Robust

Robustのプレゼンテーションをさせていただいた!

クライアントから頂いたハウスネームのごとく「堅牢」かつ「屈強」な趣!!

プロダクトデザインとの融合ともいえる「ヒュージョンスタイル」が完成した。

奥さまも含めクライアントが想い描いたイメージや間取りを一つずつクリアしながらの今回のご提案は

とても有意義で楽しいものとなった。

その中でもファサードにおける印象はその表現をみごとに現しクライント自身も気に入って頂いた佇まいだ。

1.ガレージ+自転車置き場&ボート倉庫などを有しエントランスホールまで雨にぬれることないアプローチ

2.泥棒の侵入する気持ちをへし折る屈強なマテリアルと佇まい(笑)

3.メインコートとアプローチを隔てるデザインウォールの配列と透過性

4.メインコートは出来る限り広くスペースをとり一角にはキンコウジを植える

5.アプローチからゲストを招きいれるアプローチを確保し一角にBBQエリアを設置(屋根付)

6.アプローチ西側にはサービスヤードを設け家事スペースとの連携を図る

7.ガレージ横のボート倉庫から繋がるサービスコートは多様な使い勝手とボート洗浄エリアとなる

8.ガレージからスムーズにアクセスできるエントランスは住まいのファサードデザインの採用

9.都市型住環境における採光と通風計画

10.家事動線のシンプル性と機能性の重視

11.家事時間短縮のための工夫と間取り

12.ONとOFFといった暮らし環境の住み分けと上下階における環境整備

13.クリーンエリアと生活動線の配置計画

14.夜景のけるリビング環境と昼間における明るい空間づくり

15.家族クローゼット中心にひろがる就寝エリアと家族スペース

などなど・・・・・

クライントからいただいた難問?作文!ともいえるロジックは

「Robust」だけあっていままでにない最強の課題!!

しかしながら解き終れば「こころ穏やか」といったところだろうか?

季節のすがすがしさもあって今日のプレゼンテーションはとても有意義な時間となった。

さらなる課題が今後つづくとも幾度となくクライントとやり取りさせていただければ

きっとコンプリートとなるでしょう!

クライント!奥さま!きょうは、お時間頂きましてありがとうございます!

そしてお心遣いかさねてありがとうございます!!(sim yosi)

我々の役割

「こだわれば値段が上がるのか???」

という問いかけをどう受けとめるのか!

そもそもクライアントとアーキテクトの関係において値段が上がる下がるといったロジックは存在しない。

いわゆるプレゼンテーションと言う行為は仕事を受ける為の作業と受け止めないでほしい。

定例会・現場説明・打ち合わせといった日常におけるクライントとの接点は

我々にとってプレゼンテーションの連続である。

けして消化試合ではなく勝負試合ということだろうか(笑)

奢る事無くクライアントと共に限られた時間と条件さらにはコストという狭間に邁進する事は

クライアント同様同じ気持ちでいることがアーキテクトの第一条件となる。

では

「ローコスト」というロジックはどうだろう?

一言で表せば「無駄なコストをかけない!かけさせない!」に尽きる。

後者における「かけさせない」がわれわれアーキテクトの本業とも言える。

ここがブレると「建築家」でなく「建築屋」というダークサイドに陥ってしまう。

これこそが「建築事務所」という役割の本質であると想う(sim)

Whity

Whityへとやってきた!

そこには西日に栄えるスガタが・・・・(嬉!)

歳を重ねたせいか以前は朝日に引かれたものだが近頃は専ら夕映えにひかれる自分がいる。

自邸をもつならば西側斜面がいいだろう!

朝日とともに起き夕日とともに一日を終える・・・

きっと幾日もここちいい日々が暮らせるにちがいない!

この住まいもそんなロジックを受け入れてくれる傑作である!

都市型環境における悪条件をクリアし就寝場所に朝日をおとす工夫がしてある。

刻々と変化する日常の営みのなかで

クライアントらしい時間の過ごせ型が出来ればコンプリートということだろうか!

もう一息で暮らしが始まるであろう誰もいない現場において一時の幸せを感じた一瞬である(sim)

Robust

Robustのアプローチ風景が完成した。

当初からのスケッチもしくは3Dモデリングでは実感できなかった印象がはっき捉える事が出来る。

奥行き感や素材感さらには陰影に至るまでほぼ同質的次元での検証が実現となる。

今回のテーマの一つである「デザインウォール」

そのスリットから入りこむ日光や風はきっと心地よいだろう。

(もちろん防犯にも一役担うことができるだろう)

そんなファサードの後ろに控える本丸(笑)をお見せできないのは残念だが

堅牢&フュージョンといった佇まいはとても気に入っている。

そんな完成まじかな一時を味わいつつ・・・・BBQコーナーのつくり込みに取りかることにしよう(楽♪)!!

ここでは家族や仲間が集い楽しい一時を過ごす!

そしてクライントが真夏のヒーローになる場所でもあるのだ!(笑:sim)

Robust

実際の工事とあまり変わらない工程となる建築模型(笑)

城壁の力強さとアルミパネルの素材感をフュージョンさせるべく取り組むデザイン。

4方向における割り付けを検証したうえでバランスを整えることとなる。

一枚一枚切りだされるパネルを張りつつ養生ともいえる紙を剥がしていく。

そこにはキラキラ輝くアルミが現れ次第にカタチがスガタとなっていくのは

本当に楽しいものである。

プレゼンを抜きにしてもデザインの楽しさに触れる一時である!

実際には施工という立場にはないもののモノの成り立ちを実感する上で建築模型は

いろんな知識を得られることは間違いないだろう。

アトリエに入り数年間自分のデスクも持たずひたすら模型に明け暮れる

友人や仲間と過ごした日々が思い出される(sim)

Whity

Whityのクライアントと現場へとやってきた!

仕上げが進みカーテンチョイスをするためだ。

いろいろ歩きながら自分たちにあったアイテムをセレクトしていく。

ライティングも取りけられおおむね空間の印象が味わえるのである。

イメージするのではなく実感することが一番大切な気持だろう。

この住まいのコーディネートは「明るく」「優しく」「柔らかく」がモチーフとなる。

ライトベージュを基調に全体をまとめ上げて行くには様々なカラーコーディネートが必要となった。

その中でもクライアントの好みをポイントとして使うことで

華美なデザインではなくふんわりとしたゆるい感じが表現できたであろう。

子供エリアにつくったハシゴも好きな色を子供に任せ個性的で自分色の個室となったことは

クライアントも嬉しい限りである。

足場もはずれ模型通りのスガタにクライアントもビックリしながらも

はやくここでの暮らしに期待いっぱいである。

今月には完成する我が家を見ながらみんなで集まった一時の時間となった!

クライアント!ごくろうさまでした(sim)

Area2

多角頂点を移動しながら必要なカタチを削りだしていく。

太陽の動きと共に日中の明かりを受け入れられるスガタは異彩を放つかもしれないが

内部から受ける印象は間逆となるだろう。

晴れ日も雨の日も空を感じながらの暮らしは心地よいもの。

そんなArea2がスタートした。(sim)