「カーテンを相談したいのですが・・・」

今日は10年近くお付き合いさせていただいているお住まいへ伺いました。とっても味わい深い住まいなんですよ！！（またまた自画自賛！）

この場所は廊下の隅にあるちょっとしたスペース。ここから庭園をながめて休んだり小鳥をみたりと日本人らしい時間を感じることができるんです！

（ここの造園デザインの基本はわたしが考えたもの。ちなみにご主人はお庭に奥様の名前からとった庭名をつけるほど。京都やらを散策されるのが好きみたいですよ。）

ちなみに床はカリン。家具については縄代の表面を漆で塗り重ねたもの。様々なアイテムの中に現代アートをおいたりとセンス抜群です！！

一緒にデザインするときもあります。

今日ご紹介したいのはそんなアイテムの中の一つ！

オリジナルスクリーンです。←いったいなんで出来てるでしょう！

じつは、ステンレス製の簾（スダレ）なんです。珍しいでしょう！探すのに苦労しました！

珪藻土のなかに浮かぶモダンアイテム！新旧織りなすデザインはとってもすてきにそしてインテリアとしても味わい深くなっています。

長年にわたりデザインを重ねていくと一つの時代ができることを大小関わらず感じました。（sim）

安藤忠雄さんってしってますか？建築界(このカテゴリーはいろんな意味で誤解しやすいワード：理解不可能かも！)でいう称賛に値する人なんです。(俗に言う建築家です)僕が学生のころよく臨時授業を受けたり、六甲なんかに作品を見にいったりしたものです。昨日何気に本棚から一冊の本を出すとサインがありました。(忘れてました。意外とミーハー！)たしかこの本は僕がアトリエ時代にもらったもの。忠雄さんの手記的なものです。ご縁があってボス(妹尾さん)とよく浜野商品研究所(当時)へ行くと孝雄さん忠雄さん孝二郎さんご兄弟の姿を目にしたものです。懐かしいですね！今の時代とは経済も違うし第一に「建築」(このワードも意味不明で理解しがたい)に触れられるだけで幸せになったものです。読み返すと年月を感じましたね(おじさんになってしまいました。)

「本は財産」っていいますがたまには読み返してみて新しい理解を深めましょう！！(sim)